図書館から借りてきた DVD「炎の人 ゴッホ」を見た
家では なかなかまとまった時間がとれない
3回に分けて見たので 感動も途切れ途切れだったが
画集で見覚えのある絵や 風景がでてくるので 嬉しい
明るい太陽の光を求めてアルルへうつり 炎のような真夏の野原を 夢中になって描きまくった
このシーンは美しく 迫力があった ゴッホの一番充実した時期だったと思う
ゴーギャンを迎えるために整えた部屋に飾った いくつのもの「ひまわり」の絵
その中の一つが あの安田生命美術館にあったのか!と思うと興味深い
(でも実際は映画だからすべて模写なんだけどね)
ゴッホについては 今までいろいろな本で読んでいるので 解かっているが
こうしてみると 分岐点が いくつもあったと思った
あの時 従妹と結婚していたら・・・ あの時 パリに行かなかったら・・・
ゴーギャンと同居しなかったら・・・(耳を切ったのは ゴーギャン?という説もあるらしい)
絵が売れていたら・・・(絵として高い評価を受けるという事と 売れるという事は違うと思うが)
回復に向かっていたのに あの麦畑に行かなければ・・・
もう絵が描けないとピストル自殺をしたというが なぜピストルを持っていたのだろう・・・なんて考えてしまう
弟テオの献身的な援助に支えられて沢山描いてきたのに 惜しい
天才の人生というのは こういうものらしい