梅沢 ・読み終へて痣のさめゆくごと朝焼 東国原 ・まるでシンバル移り来し街余寒
藤本 ・秋雲に名をつけ窓に貼る付箋 村上 ・二枚目はベランダで読む手紙かな
横尾 ・体温だけ記す九月の予定帳 中田 ・若芝に大の字身ひとつの移住
志らく・炎天のミミズ診察券のシミ 千原 ・痙攣の吾子の吐物に林檎の香
千賀 ・夏の海を描くスプレーの秋思 森口 ・謎解きの頁に蜘蛛は果ててゐる

俳句歳時記 石寒太 監修 (数々の句集を手がける俳人)
プレバトから3人掲載された 夏井先生曰く 俳句をやっている人は一生に一句 歳時記にのせて欲しいと思っている 凄いことだそうだ
村上健志 ・双六の駒にポン酢の蓋のあり 「双六」
的場浩司 ・職質をするもされるも着膨れて 「着ぶくれ」
光浦靖子 ・無花果や苛めたきほど手に懐き 「無花果」
☀昨晩の続きを ビデオで再視聴 優秀句をゆっくり味わった
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