深沢幸雄の全貌展に行ってきた
深沢幸雄は山梨県生まれの世界的な銅版画家で
南アルプス市の二つの美術館に約200点が展示してあった
ここは南アルプス市にある春仙美術館
版画の初期の作品 書「ユカタン旅情の詩」など パステル画、陶芸、ガラス絵があった
銅版画を教えるために渡ったメキシコの文化に影響を受けた作品が多い
1924年生まれ 現在も意欲的に創作を続けている
白根桃源美術館にも版画やガラス絵 書などの作品が展示されていた
美術館の入り口の池には梅の花びらが浮き白鳥がいて歓迎してくれた
書(自作の歌)にパステル画を添えている作品に興味をもった
・メキシコの白き土鳩の哀しさよ朱と金色に彩られつも
・群青の修羅は両手に溢れたり黄昏銀座は水のあかるさ
・飴色の灯影白壁格子窓※メヒコに聖夜近づきにけり
※メヒコ・・・メキシコのスペイン語名
・アトランタはジョージアの闇に燦爛(さんらん)の金の蒔絵の砂子を散らす
(メキシコからカナダの機内にて)
・バルセロナホテルの部屋の卓上のオレンジの影にセザンヌがいる
・薄墨の秋霖埠頭寂まりて老残のわれまた絵の中にいる
(京葉運河にて)
これらの歌が書かれているなんとも味のある書の前に私は立ち尽くした


